● 今日は仕事終わりで「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」観に行ってきました。マジンガーZのリニューアルぶりは結構納得だし、山ほど機械獣が出てくる豪華さも悪くない。

● ただ、なーんかノッていけない。それは新キャラの綾波みたいな美少女でもないし、微妙な未来都市描写でもないんですよ。そういうのは新作としてリニューアルしたんだからあってもいい。たぶん、各国間の牽制の仕合とか、謎の国連軍(?)とかの社会性にまつわる部分。過去のオーバーテクノロジーのミステリー。一線から退いた兜甲児くんの復活劇。そういう要素がうまく連携してなくて「これが何の、誰のドラマなのか?」がはっきりしないまま進んじゃうことだと思うんですよ。さやかさんが、うざい女に見えちゃうのも、そのあたりが原因だと思えます。あそこまで行ったんだから、アフロダイAに乗って出撃してほしかったし・・・。尺が足りなかったので未消化、という部分もあるとは思いますが、すっきり整理すればもうちょい気持ちを乗せていけたのになあ、と思うと残念です。

● あと、彼女から言われて「そのとおり」と気づいたのが、マジンガーの戦い方。武器を一通り使うのはいいんです。使ったほうがいいんです。でも、そこに必然が欲しかった。こう、腕を責められたからロケットパンチ。肩口から襲われたから、責められたからサザンクロスナイフ。デカい相手だから光子力ビーム。みたいな、武器チョイスの必然性を、アクションにしてもらえたらずいぶんと甲児くんの戦闘の巧者ぶりが際立ってカッコイイと思うんです。そんなバトルシーンにしても雑な感じだったな、というのが残念ポイント。あと、最後は、元気玉というかヤシマ作戦と言うか、いつもの感じなのは許すとして、ロケットパンチじゃなくブレストファイヤーの方が気持ちよかったよね、と。そうなんだよ!納得だよ!全てにおいて正解だよ。彼女も、ロボットアニメを観る目が確かで良かった、と思ったのでした。

● まあ、基礎知識そんなになくても、ゆるい意味では子供も楽しめる「ほどほど」の映画だったと思います。だからこそ、もったいない!と思ったのは物販の展開。なんで、1000円くらいでポンっと買えるマジンガーが売ってないんだよ!!高額な超合金しか出てないんで、勢いで買っちゃう事もできない。例えば、ソフビでもいいんですよ。ほんと、そういうおみやげの存在って「観客の満足度」に繋がると思うんだけど。

● セブンイレブンで売ってた季節商品、チョコミントシューを食べました。なかなか美味い。個人的には、レギュラー化シてほしいくらい。この季節にチョコミント!コンビニほか、いろんなメーカーが冬場にもチョコミント商品を作ってるので、夏に出してた一連のチョコミントの売れ行きがさぞや良かったから、なんでしょうね。こちらは、大歓迎なのでどんどん出してくださいミント!!