● 今、初めて知ったドキュメンタリー映画「すばらしき映画音楽たち」。これ面白そう!!都内だと立川シネマシティでやってるみたいだけど、あそこの劇場なら音響も良さそうだし、さぞや楽しだろう!
● 今日は、昼にサッポロ一番食べてたんですよ。醤油味。まあ、たいして美味しいわけではない。インスタントラーメンですから。で、せめてもの「具」として入れた「ゆで卵」が、すごく美味しく感じて、子供の頃に弁当のおかずで好きだった「茹でたうずらの卵と、プロセスチーズを楊枝で刺したやつ」を思い出しました。あれは今も好きだけど、サッポロ一番同様、客観的には「美味しいもの」ではないのかもしれないです。
● で、昨夜オタク大賞終りで現場に来てくれた四海鏡さんと話していて「『水曜日のコロッケそば』楽しく読んでましたが、愛用していた新宿の信州そば本陣が、あまりよく書かれてなかったのが悲しかった」と今更ながらの感想を頂いたことも思い出したんです。いろんな現象が、うわっとやってきて自分の中で一点に集る瞬間ってあるんですね。今がそれ!!要するに何が言いたいかというと「美味しい」「まずい」は、まさに個人の感覚でしかないということ。グルメブーム稿、何か世の中に「美味しさの絶対的正解」のようなものがあると信仰されて、現在にいたるわけですけど、そんなものはないですよ、たぶん。それはインスタントラーメンや、弁当のおかず、立ち食いそば、というものを考えてみればいいのです。人それぞれの中に「美味しい」があるだけですよ。正直、人に伝えるときにわかりやすいから、という理由で「B級グルメ的な」とか「子ども舌」なんて言い方をする事もありますが、本音を言えばそれもおかしな話で「喫茶店のケチャップベチョベチョのナポリタンスパゲティ」も「サッポロ一番みそラーメン」も「化学調味料ばりばりの吉祥寺ホープ軒のラーメン」も、誰に恥じることなく「美味しい」んですよ。で、ここまでの話を、全て「怪獣」とか「マンガ」に当てはめてみてもいいと思ってます。84ゴジラってそこまで好きなゴジラじゃないんだけど、「スーパーX」はすごくカッコイイと思っているとか、そういうこと(理解はなかなか得られない)。
●ゆで卵で思い出したことまとめ、おしまい。近日中に「うずらのゆで卵と、プロセスチーズを楊枝で刺したヤツ」作ろう!!
● netflixの『DEVILMAN crybaby』最後まで観終わりました。ストーリーの骨子は、たしかに「デビルマン」に相違ありませんでした。今なら、こう解釈するのありだな、と思う部分も多々ありましたし、全10話のTVアニメ(スタイルとしての)としてはまとまりも良く、第一話で受けた「これ、きつくない?」って感じからはだいぷ印象は良くなった感じです。コミックで、豪快にぶっとばしちゃってる部分、視聴者に「え?」と思わせる事のないように補完してる丁寧さもありましたし。ただ、やっぱり個人的に「デビルマン」のここが面白い!って部分がスポイルされていて(他の部分に時間が割かれていて)、結果ストレスたまる作品にはなってました。とはいえ、こんな、すごいへんてこなアニメが制作されるという状況に関しては良いと思ってます。今後は、「俺の好きなヘンテコ」が生まれてきますように!!
● 同様に読み直してたマンガの「デビルマン」(講談社文庫版)にも、この位置で新作画入れちゃうのか?ここで新デビルマンのエピソードは興ざめだわ!などなどのストレスがあり、ますますKC版読み直したくなるという事態に。やっぱり月末に出る「FIRST」も抑えておくかあ。