2006年12月3日 ロサンゼルスに来た
2006-12-1 ロスっぽくて満足
●夕べ更新後にメールチェックしたら、見慣れぬアドレスからのメールがあって、なんとオレがラジオ構成やってた頃のリスナーらしい。ロス在住との事で、ここの日記読んでメールくれたみたい。ラジオって、もう10年くらい前の話ですよ。ただ、なんか苦情もまじってたりして(笑)10年くらい前の話ですよ(笑)もう、許してほしい。
●昨日行ったハリウッドはすごいビルもないし、最新の何かがあるわけでもないし、イメージしてたのよりしょぼい街でした。よく考えたら、ハリウッドって要するに「撮影所」が集まってた場所。って事なんで、日本だと「大船」とかに相当するんでしょうか?「大船」かあ・・・(笑)大船じゃあ、しょうがないな(住民の方には悪いけど)。
●というわけで、今日はそんな感じで今日は「ロス」っぽいところへ出動。慣れないバスに乗り込んで、サンタモニカへ向かいます。サンタモニカと聞いて、思わず桜田淳子の歌を口づさんじゃうのはオレだけじゃないですよね?(オサーン)。
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●イカす車窓を眺めながらipodで聴く「カリフォルニアの青いバカ」は最高!
●ちなみに、ロスのバスは、降りたくなったところで窓上に張ってあるロープみたいのを引っ張るとチーンと鐘が鳴るアナログなシステム。
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●なんか、かわいいです。
●バスに乗る事ハリウッドから約45分。着きました。サンタモニカ。
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●これだー!!思ってたロサンゼルスって、この光景ですよ。あとはタンクトップ&短パンに、ウォークマンつけてローラースケートの若者がガンガン走ってればロスです!(完全に80年代で情報が止まってます)確かに12月のわりにはぽかぽかあったかいし、これはいい所かもしんない。江ノ島の海岸みたい(大船の次は江ノ島・・・)潮の香りを楽しみながら、しばらくなごんじゃいました。
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●巨大な桟橋の上が遊園地になってて、子供たちの姿も見えます。さすがに平日なんで人は少なかったです。巨大な謎バルーン(?)が気になりました。何、このキャラ。
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●その後、ビーチを後にしてサンタモニカのショッピングストリートへ。日本ではやたら貴重品扱いされてるカジュアルブランド「アバクロ」のショップを発見。わだかまりなく見送ってくれた事務所の後輩たちにおみやげくらい買うか!とシャツを購入。日本には代理店がないために高額のアバクロですが、こちらだと5分の1です。びっくり。
●近所のおもちゃ屋ではバービー版「ハーレクイン」が売ってて、これまた買おうかどうか悩んだ上、断念。
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●サンタモニカは、ゴミ一つない江ノ島でした。午後はビバリーヒルズを見学。と、いっても車が無いと間近まではいけないのです(バスも地下鉄も通ってない)。仕方なく遠巻きに見学。ま、正直、心の底から観たいとは思わないんですが、ほら、世界旅行の記号として(笑)。あの丘の上にスターが住んでるんだなあ。
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●ビバリーヒルズの麓あたりは、急に道沿いがオシャレな雰囲気になってます。なんか、こぎれいなカフェでコーヒーを飲んで、気持ちだけセレブな感じになりました。そのわりには、夜はまたまたホテルの近所でメキシカンのファーストフードだったんですが(笑)
●NYと違って、街の人たちがやけに親切です。どうも、日系人が多く住んでいるせいか、日本人に対して免疫ができてるのかな?そうだ、明日は日本人街を見物に行こう!
2006-12-2 リトルトーキョーで丸一日
●事務所の後輩たちに買ったおみやげが、やたら邪魔なので朝から郵便局へ。今日も晴れですごく暖かいです。シャツ一枚で汗ばむくらい。日本のみなさん、うらやましいでしょー?(笑)ipodから聞こえて来たBGMは「かみちゅ」の「晴れのちハレ」。なんか、この曲、しみじみいいですね。朝からすごくいい調子です。
●郵便局からホテルへの帰り道、スタバを見つけたので思わず寄り道。
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●アイスラテとフルーツサラダは、もうこの三ヶ月で10回以上頼んでる定番メニューです。このフルーツサラダが、国によって(季節によって)少しづつ違うんですよねー。ベースは、メロン2種類とパイナップル、ブドウなんですが、リンゴ、オレンジ、スイカ、マスカットなどが入ったり入らなかったり。正直メロンはたいして美味しくないと決まってるのですが、どこの国に行ってもパイナップルだけは安定して甘くて美味しいです。むしろ、パイナップルが入ってなかったラスベガスは、一体どういうつもりなのか?!と文句言いたいくらい。個人的には、リンゴ、マスカットが入って、パイナップル多めの「ジュネーブ」が優勝!そうそう、イタリアはスタバ一軒も見かけませんでした。コーヒーの美味い店が町中にあるんだからいらないわけですね(笑)
●一旦ホテルに戻ってからリスタート。今日はダウンタウン方面へ向かいます。地下鉄の駅を降りると、すぐにデカい教会を発見!
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●「Cathedral of Our lady of the Angels」という事で「天使のマリア教会」ですね。すごく近代的な建物ですがカトリックなんです。とにかく立派なモダン建築で、駐車場に、売店やカフェ(テラス席付き)まで併設されてるのです。祭壇もすげーシンプルでモダンでした。
●そこからダウンタウンの建物(と、いっても庁舎っぽいビルが多いです)を見物しながら歩く事10分。見つけましたよ、リトルトーキョー!
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●どうやら、このあたりが在米の日本人街になるわけですね。チラホラと日本語の看板が見え始めたと思ったら、あれれ、なんかデカいスペースシャトルのオブジェがあります。
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●なんと、チャレンジャーに乗り込み、そして亡くなった、初の日系人宇宙飛行士エリクソン・オニヅカさんの記念碑でした。基部にはオニヅカ氏の生前のメッセージが刻まれていて「君たちの未来と理想は目に見える範囲だけではありません。心が自由に想像する事で広がります。君たちの人生を価値あるものにしなさい。努力すれば世界はもっと素晴らしく変わるのです」みたいな感じでした。なんかジーンときました。合掌。
●そのすぐ前にあるのが日系のスーパー「マルカイストア」。中に入ってみると、すっごい品揃え!日本の大手スーパーより品揃えがいいかもしれません。無い物は無い!納豆だけでも、このバリエーション。
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●お客には欧米人の姿もあります。日本食、ほんとにはやってるんですね。近所には紀伊国屋書店がまたまた登場。NYに負けず、雑誌なんか翌日に発売されてるみたいです。なんと「マスターピースゼータ」が平積みにー!!マンガの単行本もほぼ完璧。マンガ文庫は新宿東口より充実してるかも?すげー!
●近所にあったのは「神風マンガ」というマンガの古本屋さん。
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●店頭にはセーラー服飾ってあるし、どうもアングラな匂いのお店のようです(そりゃ、ロスでマンガの古本だもの)。近代麻雀系コミックス、ゴラク系コミックスが結構あるあたり、しぶすぎます。当然客なんか一人もいません。ちなみにセーラー服はキャバクラで使われそうなペラペラの奴が30ドル。本物(中古品ですよ!!名前とかマジックで書いてあって生々しいです)が50ドルでした。東京のブルセラショップよりもずいぶん安いね(笑)
●さらに、街の一角には「リトルトーキョーセンター」という、瓦屋根ばかりのショッピングアーケードがあり、山崎パンだの、回転寿司だの、「GANDAM特約店」(ナニソレ?)だの。
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●結局、看板だけで、店内はちょこっとガンプラが売ってる程度。しかも、提灯、木刀、桃太郎の人形と同じ棚にガンダム。すんごい気味の悪いオリエンタリズムが蔓延してました。ガンダムってそういう側面あるよなーと実感。\n\n●もちろんキチンとした(笑)オタクショップも!
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●ガチャ中古&完成品美少女フィギュアあたりがメインで、ガンプラと、特撮ものビデオも扱ってました。たぶん秋葉原のコトブキヤよりもモノが揃ってる、という本格派のヲタショップです。仕入れもマメにしてるみたいで、すでに「武装神姫」並んでます(帰ったら買おう)。店内で流れてるビデオは「ウルトラ作戦第一号」と「デビルマン」の「妖獣ウェザース太陽の反乱」の回。こっちも濃すぎる。店内は男女共に大人が多く、「水着セイバー」と「舞-乙HIME」を比較検討しながら、どっちにするか悩む初老の紳士、というのは衝撃的な場面でした。
●店内で、ヲタなTATOOを入れちゃったアメリカ人というのに遭遇。そういう流行がある事は噂に聞いていましたが・・・なんと「ディスガイア」です(ノД`)。イカすなあアメリカ人!取り返しつかない度、MAXじゃないですか。もう、写真撮りたいんで、あざとく「オー!イズ ディス デスガイア?ベリ クール!」(天然日本人オタクがアメリカのオタク魂にびっくり!みたいな感じ)とか話しかけ、兄ちゃんがすっかり上機嫌になったとこで写真撮りました(笑)
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●ちなみにこのにーちゃん、Tシャツもディスガイアでした。エトナたん大好きなんだね。
●それから「マツモトキヨシ」?と思ったら全く違う(笑)「ドンキヨシ」。なんだなんだ、ファッションデザイナーの店か?
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●と思ったら、ビデオショップ(中には入りませんでした)でした。ウインドウに貼ってある「超ウラビ」って略語が面白かった。4文字におさめたいなら、素直に「裏ビデオ」と書けばよいのに(´・ω・`)
●めちゃくちゃ楽しかったリトルトーキョー。ネットの観光ガイドだと「観光客には向かない」みたいな事書いてあるんですが、サイコーじゃないですか。なんか、日本に来た!と思ったらなんか違う・・・というパラレルワールドの面白さですね。確かに、これ観光とは言わないんでしょうけど。
●最後に、リトルトーキョーとは関係なく、ホテル近所のドラッグストアで買ったジョンソン&ジョンソンの綿棒。
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●冗談みたいな量で、300円。これは使いでありそうだ。どんだけ耳がほじれるんだろうワクワク。
2006-12-3 ティーンの街のオサーン
●昨日が「いわゆるロス」っぽくなさすぎたので、今日は反省しつつ、ファッショナブルなスポット「メルローズアベニュー」へ。この界隈は、高級ブランドとかではなくて、いわゆるストリート系のお店が軒を連ねる「ティーン」御用達の場所。まずは、やけに行列のできてるホットドッグ屋さんに突入。
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●店内には、なぜかスターらしき人(ほとんどが知らない顔)のサイン入り写真がびっしり。後からホテルの人に聞いて知ったんですが、ここはハリウッドスターがお忍びでやってくる事で有名なお店なんだとか。芸能人がよく来るラーメン屋みたいなもんですね。注文したのは、看板メニューらしき「チリドッグ」と、新製品らしい「ロードオブザリング」(オニオンリング乗せ)。
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●ハリウッドの近所らしく映画のタイトルのメニューがいろいろありました。「ハリー・ポッター」とかあったけど、一体どんなホットドッグなんだろう?で、毒色のオレンジスカッシュと一緒にいただきましたが、味は・・・大味(笑)。ま、そんなもんだろう。
●通り沿いのハイスクールで「バザー」もやってて、結構なにぎわいでした。
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●でも、店開いてるのはあくまで「ハイスクールの生徒の家族」であって、ハイスクールギャルが目立ってた訳ではありません(笑)しかも、なんかチケットないと入れない(地元の人とか、家族だけ?)ようなので、外から見物してただけー。\n\n●通りに面してぽつぽつとお店が並んでますが、さすがロス、日本と規模が違います。ざっと4キロはありましたかね(笑)。スニーカー、ブーツ、パンクファッション、スケーターショップ、そのあたりがメインです。アメコミファンの間では有名だと思う「ゴールデンアップル」(聞いた事あったんですよ)って、ここにあったんですね。
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●ヴィンテージ物のアメコミが揃ってましたが、特に興味がないのでひたすら現行品をチェック。でも、クラシックなタイトルばかりでお目当てのカートゥーン系が皆無だったのが残念でした。
●いわゆる「ジャパニメ風カルチャー」もここでは元気!
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●このショップでは、キティちゃん、どーもくん(なぜ?)、tokidoki、アニメオタクのスケーター、ジェルミクラインのブランド 「hookups」あたりのアイテムが揃ってます。ピエール瀧が昔着てたなあ。
●別のフィギュアショップでは、TOUMAさんのシリーズ(BOOもありましたよキマさん!)他、モダンペッツ、香港フソフビに加え、アメリカのトレーディングフィギュアなんかも並んでて楽しかったです。この世界では、日本はトップブランドですね。スゴい。そんなオシャレフィギュアの中、異彩を放つ円谷キャラですが、アメリカ人は違和感無く受け入れちゃってます(笑)
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●しかし、よりによってキティファイヤーとは・・・。
●今どきのスケーターショップを眺めてたら、昔、スケボー兄ちゃんだった頃(何しろ20歳過ぎてスケーターデビュー)思い出して、またデッキ欲しくなっちゃいました。今のデッキは昔より小さめで、デザインもカッチョいいのたくさんあるんですよねー。でも、結局購入したのは、モッズファッションの店(ロンドンのショップより品揃えが良かった!)の半額セールで、フレッドペリーを数点。それから、ディスカウントDVDショップで「攻殻機動隊SAC 2ndGIG」全巻買い(笑)。だって、中古でもないのにしめて1万4千円ですよ。いい買い物しました。ああ、また荷物が重くなる。