● 昼に出歩くと、そこそこ汗ばむのに夜、家に帰ってくると寒い!昼夜の気温差のせいか、頭痛もする……。午前中の天気予報では「はい、昼まで雨。一旦上がるけど夜も降りますよ!」みたいな感じだったのが、夕方になったら「はい、天気回復!明日は晴天!」みたいに豹変してて、この時期の天気予報の難しさがわかります。……まあ、本音を言えば「天気予報、アテにならねぇ!」ということです。
● 今夜は、夕飯にハンバーガー丼作って食べる予定。ハンバーグ丼じゃないぞ!ビーフ100%のひき肉のパティを焼いて、玉ねぎソテー乗せて、チェダーチーズ乗せてハニーマスタード&ケチャップかけて、それを白飯の上に乗せる「ハンバーガー丼」!(写真は去年夏に作ったときのやつ)
● 『仮面ライダーBLACK SUN異聞』あんなに分厚いのに、面白くでガンガン読み進め読了しました。映像作品と物語はほぼ同じなんですけど、肌触りが違いました。まず、カイジンたちの被り物感がない分、イマジネーションで補えるという小説としての特性が大きいです。さらに映像では予算の都合上「村」と称していながら荒れ地にあるほったて小屋の部分が、小説だと「いわゆる因習村」的なムードもあり、怪奇色がありました。自分の頭の中にあるソースで言うと、手塚治虫の「バンパイヤ」の夜泣き谷かなあ。それから、ビルゲニアが映像作品のようなむっくりしたイメージがないのでヒロイック。
● 結局、映像化する際に予算、技術が追いつかなかったけど現実化せざるおえなかった部分。現実に寄せていった部分(現実の社会運動や政権の実在人物などのイメージを盛り込んじゃった)。ノリノリで悪ふざけしちゃった部分(クジラカイジンの家とか旧作オープニング再現のあたり)。が、トータルとしての「なんだこりゃ!」につながっているんだなと感じました。
● 映像作品観てがっかりしちゃった人も、小説の方は面白いから読んでも大丈夫!映像作品が気に入っていた人は、そのディティール、設定の補完もされているので当然おすすめです。
● 明日の夜は20:00から阿佐ヶ谷ロフトAで、オタク大賞番外編イベント「オタク大賞緊急番外編・鳥山明フォーエバー」。そんなわけで、掘り起こした画集など見ながら鳥山明について色々考えてるんですけど、つくづく「ドラゴンボール」スタートした頃の絵が一番好みだな、と再確認。この書き込みと省略の絶妙さ!lこの立体感!
● というわけで、明日のイベントは会場観覧が1600円。遠方の方は、ツイキャス1500円で視聴できます!お時間ある方、よろしくお願いします!
● 最近、昔のマンガを掘り起こして読むのが自分の中で流行ってて、今日は吾妻ひでおの『不条理日記』を、復刊ドットコムの「完全版」で読みました。5年ぶりくらいか。
● ノリにノってる時期の作品だし、掲載誌が少年誌連載ではないので、のびのびやってる感じがいいんですよね。不条理日記は、奇想天外社のオリジナルや、双葉社の「Hideo Collection」。ハヤカワの「アズマニア」。でも持っているんですが、この完全版は後年CIMICリュウに掲載されたものや太田出版の「定本不条理日記」(これは未所有)に書き下ろされたものまで収録。ほか、まとめて収録されづらい「少年少女SF大全集」や、数々の単行本の巻末にちょこちょこ書き下ろされた短編もまとめて収録されてるので、コンプリート度が高くて、まさに決定版なんですよ。
● どうも、初版は景気よく完売してしまっているようなので、Amazonではプレ値になっちゃってますけど、5月にめでたく再販がかかります。買い逃した〜!という方はこの機会に買って、読んで!