● 貫井徳郎の新作『龍の墓』ちょこちょこ読んでたら読みやすくて、さっと読み終わっちゃいました。VRゲームの中野殺人事件と、現実世界の殺人事件が絡み合う構造で、「今っぽさ」を狙ったプロットで、強引なリンクのさせ方をするのかと思えばその点については結構クリアでした。謎解きは地味だけど、さすがの貫井徳郎、ちゃんとロジカルです。若い世代を意識したのか今作はキャラクターまで漫画チックかつ、役割が明快で理解しやすく手堅い、って印象ですので、特に強くおすすめするものでもありませんが、もしかしたらこのキャラクターでシリーズ化もありえるのでは?と思ったので、気になる人はどうぞ。とにかく、このところ翻訳もの、若手作家のミステリを読んでいたせいもあって、とにかく日本語が上手い!というと変な話だけど、「読ませる文章」になってる。さすがベテラン。さらに構成も大胆な割に、めりはりがついていて理解しやすい。小説って、こういうもんだよな、というのを楽しめた作品でした。

● へえ、東京都がネットでの婚活マッチングサービスを無料提供か。「TOKYOふたりSTORY」確かに、サービス名は真面目だ!!怪しげな出会い系サイトよりは真面目に考えてる婚活の人に向けて、ってことなんだろうけど……恋愛の真面目と不真面目の境界線ってほんと難しいですよね。出会いとかって、いわゆる合コン、いわゆるナンパだったりするケースが多いのが昭和の「恋愛」だったもんな。真面目なナンパや、真面目な合コンもあったわけで……。

●「上海」ってパズルゲーム、懐かしい!滅茶苦茶やってた時期がある!!サン電子ってメーカーとセットで覚えてるもん。それがNintendo Switch版でアルゴリズムを一新!15年ぶりのアップデート「上海レジェンド」だそうだ。よくもここまで生き延びた!!

● 家のものを整理しちゃおうと思い、がさがさやってたら出てきたMGCのガスブローバック「H&K P7M13」。へんなバランスがかっこいい!って思って買ったんだけど、結局屋内で試射をしたくらいで、ターゲット場に行ったり、屋外に持ち出したりはしなかったなー。気がついたらスクイーズコッカー(グリップを握るとセーフティーが外れるグリップ前部のやつ)が握り込めなくなってて、あえなくガラクタになっちゃったんですよ。 

● でも今だとレアな型式だし、欲しい人はいそうだなあ。分解してメンテできちゃう人とかなら修理できるのかもしれない。惜しい。実に惜しい。

● 明日は激早起き!そして、なんだかほっぽりだされた感じの現場。「あたり」の強い上司が同行(一人で現場に行くよりは「仕事としてかなりマシ))という大ピンチデー。しかし、明日の準備にやれることはすべてやったから腹をくくって寝る!たぶん、それが正解!