● 朝イチから同業者の大先輩から電話があって何事かと思ったらGoogle Driveのドラブルでの相談でした。とにかく「せっかく作業した台本が真っ白になった」とう話。まずもってトラブルの原因が話を聞いてもわからないんですが、そうなると履歴から復活させればいいだけの話なんですが、これが難題。クラウドのファイルが「どういうものか」理解していない人に、Google Driveの操作の仕方を教えるって、口頭だとどうしてもわかってもらいにくい。さらに、先方はiPadで作業しているのでインターフェイスがオレにも想像できないんですよ。で、実際に自分のiPadでドキュメントを触りながら履歴をふっかつさせようとしたんですけど……。ああ!アプリ版のGoogle Driveって「履歴」の日時が確認できるだけで、中身は表示できないし、復活させる作業もできないんだ!!

● 結局、手間は承知で先方のPCからドライブにログインしてもらって履歴を巻き戻しました。所要時間2時間!!さすがに時給ほしいよ!ってトラブルシュートでした。そんなこんなで、あとは担当番組のVTRチェックとか、頼まれ原稿を書いているうちに、ZOOMでのリモートミーティングに参加。気づいたら夕方になってました。年末は時間がすぎるのが早いのか?!

● お!満を持してHGで「フルアーマーガンダム」が!正直言うと、オレMSVの頃にはちょっと醒めてたこともあって、高機動型ザク、マインレイヤー、イカザクあたりのプラモは買ったけど、フルアーマーとか、パーフェクトとか「さすがにちょっと……」な感じで見てたんですよ。色々と強引じゃないですか。そもそも、肩口にあるミサイルポッド。時期的に、アーマードバルキリー的なものからの流れだと思うんですけど、フルアーマーガンダムの場合完全にミサイルの格納スペースがないわけですよ。平べったい円盤でも飛び出すのか!と。「GUNDAM FIX FIGURATION」で、カトキハジメがラインをまとめた時に、あ、これはこれでかっこいいのかも?と思ったものです。でも、世代にはめちゃくちゃ人気あるので、なんでこれがプレバンなんだろう?とは思います。一般販売でめちゃ売れしそうなのになあ。

● ちなみに、今日たまたま見かけたのでHG「ガンダムエアリアル」買っちゃいました。最近、西武新宿の改札近くにCCPの期間限定ショップが出来たんですよ。そこ、秋葉原とかにあるおもちゃショップ「ジャングル」が運営してるっぽいので、ガンプラもちょっとだけ置いてるんです。通りかかったら「エアリアル」と「スレッタ」が積んであったんですよ。年末だし、買っちゃおうかな、という浮かれ気分で買ってみました。最新のガンプラ、どんな感じなのか組み立てるの楽しみです。

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● 最近コラボが精力的な「しまむら」。アベイル(しまむらグループ)でやってる『ポプテピピック』と『サンリオ』のコラボ、なんかすごいですよね。サンリオはなんでもやる!って姿勢がすごいと思う。「ネタ」として消費されても全然ビクともしない、って自信があるということなんでしょうね。実際、ビクともしてないと思うし。

● で、「やらなくちゃならないこと」は仕事の他にも山ほどあるんですけど、現実逃避がしたくて映画館へ。お目当ては、たぶんこのタイミングで観ないとスクリーンから消えるであろう『RRR』。『ブラックパンサー』はまたも先延ばしに……。

● 結果、とても面白かった!『バーフバリ』よりもさらにグローバルなマーケットを見据えた感じがあってとても見やすかったです。「ありえない」けど、画作りが贅沢、ユニーク。アクションも「お!このパターンは新しい」みたいな部分もあるから、MCUのつもりで観ても、ちゃんと楽しめますよ!『バーフバリ』はインドの昔話という意味で、『水滸伝』とか『ベン・ハー』的な、一般の顧客のとっつきにくさみたいなものがあったとは思うんですけど、それが今度はイギリス植民地時代と、ぐっと近代に寄ってきたということもあるんでしょう。あと、ブロマンス的なノリで女性ファンも喜びそう。3時間もありますけど大丈夫。テンションは落ちません。途中で「インターミッション」みたいな1枚画が10秒くらい出るんですけど、お国によってはあそこで休憩タイムが入るのかもしれないです(今日観た時はそのまま上映は続きました)。予告編のラストの「猛獣飛び出し」は観ていて盛り上がりすぎて笑っちゃいましたよ(いい意味で、ですよ)!

● 上映館は少ないけど「えー、インド映画?」って食わず嫌いの人も、全然イケると思いますね。しかし、ポスター、動画のサムネイル含め、この宣伝ビジュアル、まったく「近代」という感じはしないです。とにかく、ビッグバジェットとインド映画の相性としては到達点のような気がします。ここからはインド映画から世界的ヒット作がガンガン出てくる狼煙になったのではないかと感じました。今どきこれだけ男中心、マッチョなお話、というのはハリウッドにもないクラシカルで、それはインドというお国柄でもあると思うんですけど、娯楽映画としてはとても正しい作りだなと思いました。

● 本編と関係ないんですが、ちょっと驚いたのは、松竹ピカデリーの上映前告知。なんか映画がお得に観られる!みたいなムービーで、あの「映画泥棒」(ビデオカメラ頭部のスーツ男)をキャラクターに使ってるんですよ。え?お前が「お得に映画」みたい事言える立場か?ってちょっと疑問に思っちゃいました。あいつのデザインは「映画くん」でも「ムービーくん」でもなくて「盗撮くん」でしょ?扱いが雑すぎないか?

● あと、新しい『シャザム』の予告編が流れてたんですけど、あの兄弟たちが前のときの雰囲気まんまで安心しました。ちょっと成長してたら嫌だな〜と思っていたので。特に末っ子のハグ好き妹ちゃん。子供がメインキャラのシリーズは、じゃんじゃん撮らないとね。そういう意味ではこのムードは今回でラストかなあ。

● もう世の中がどんどん「年末」を醸し出してきてなんだか怖いです。まあ、一週間切ったらそうなりますかね。年内にやっておきたかったことがたくさんあったので、これから往生際だけ悪く、ムズムズした日々を送りそう。