● 今日は区役所に家賃確保給付金、ラストの報告書を提出に。まあ、1年以上毎月お世話になってたから報告書くらいたやすいものでした。でも、これで区からの補助金はおしまい。来月から厳しくなるなあ。

● 仕事といえば、我が家にも「ヨドンナ×桃月なしこ パーフェクトブック」の見本誌が届きました!!やったー!

● 出版までの事情は、先日のマンスリーでお話がありましたけど、お仕事になってほんとよかったです。桃月なしこさんのインタビューは3回目。「えー、またですかぁ」みたいな感じはあったと思うんですけど「本が違うんですよ!」と説明して、これまでで一番濃厚な取材をさせてもらいました。坂本浩一インタビューも、塚田プロデューサーインタビューの構成協力もやって……で、結果としてこの本、対談以外のテキスト、全部オレやってるじゃん(グラビア盛り沢山なので作業量はそこまでではないんですけど)!!みたいな濃厚な一冊になりました。もはや準単著みたいなムックじゃないか!頑張ったよ、オレ!

● しかし、デジタル庁の発表には愕然としましたね。「お金をかけずにロゴを作成」と題して「無料で利用できるオープンソースの書体を使い、白と黒の文字のシンプルなもの」にしたそうです。マジかと?と思ってサイト見に行ったら、ロゴに限らず万事そんな感じでした。全く、馬鹿にしてる。ただフォントを並べただけなら、そりゃあお金はかからないけど、これを「シンプルなロゴ」というならデザイン感覚が完全に欠如してる。これは「手を抜いた貧しいロゴ」ですよ。デジタルを活用して「シンプルで美しいデザインを創っていこう」という考えになぜいかなかったのか?!多分、デザインの良さとか理解できない人が考えたプランなんだろうな。ロゴの企画を立てた代理店も、このサイト作ってお金もらったやつも……反省して欲しい。とにかく、オレは「プロ」が手を抜くことに苛立っちゃうんですよ……。

● ニコロデオンの「パディントンのぼうけん」アニメーションシリーズの日本配信が決まったみたい。9月20日からアマゾンプライムほかで配信とのことなので、楽しみにしてます。子供向けなので吹き替え版ですが、言語版だと映画と同じくベン・ウィショーなんだ。これは字幕版のニーズもあるんじゃないですかね。

● 写真はロンドンに行ったときに「パディントン」駅で撮影した本場のパディントン!ああ、なんかパディントンのこと思い出したらマーマレードが食べたくなってきたぞ!!

● 今日の夕飯は、八百屋さんでニンニク買ってきたので、これはパスタ作るしかあるまい!と思ったんですが、いつものペペロンチーノだと物足りないかな?と思い、冷蔵庫にあった割といい感じの豚肉(ただし薄切り)を使って、新たなアーリオオーリオペペロンチーノのメニューを開拓してみることにしました。基本は「アーリオ(ニンニク)オーリオ(オリーブオイル)ペペロンチーノ(唐辛子)」なんですが、通常だとパンチェッタやベーコン入れる代わりに、もう同じブタ肉なんだから塩っけ多めに入れればいいじゃん!という発想です。これが、大成功したので書き留めておきます。分量は1人前。

● まずニンニク2かけ。アーリオオーリオなんだからガッチリ入れる。微塵切りにしておきます。で、豚肉は雑なチンジャオロースーというイメージで細切りに。なんたってベーコンの代わりですからね。今日はこれが100gくらいあります。

● で、パスタを茹で始めます。茹でる鍋に塩を3つまみくらいちゃんと入れます。パスタに塩味をつけるくらいのイメージ。アーリオオーリオだと、この下味が大事。でふつーパスタって7分とか8分が茹で時間になってると思うんですが、まず4分茹でます。であとは火を消して蓋をして放っておく。茹で時間と放っておく時間の合計が、パスタの袋に書いてある茹で時間になればオッケーです。これで、ちゃんとしたアルデンテになるんですよ。

● この4分でソースを準備できるわけ。フライパンにたっぷりのオリーブオイル大さじ4から5杯と刻んだニンニクを入れて弱火で火を入れていきます。オイル多すぎる!と思うかもしれませんが、ここはイメージより多めにしたほうが勝ちます。だってアーリオオーリオのソースって、オイルそのものなんだから。で、ジュワジュワしてきたら細切りにした豚肉を投入。焼くというより揚げてる感じになりますね!

● で、ここにも塩(この塩は、味に直結するので岩塩とか、自然塩とかちょっと高い塩入れると吉)とコショーで味付け。瓶に入ってる塩なら7振りくらいしちゃって大丈夫。だって、これがソースなんだから!(くどい)で、8分目くらい火が通ったところで輪切りにした唐辛子(ペペロンチーノ成分)を投入し、油に辛味を移します。あと、俺はここで顆粒のコンソメを小さじ1杯くらい入れて旨み成分を追加。味の素を2、3振りするのでもいいと思います。とにかく、イタリア人には訳がわからない味覚「旨味」をプラスするのが万人が美味しいと思うパスタになるコツだと思ってます。これやってると大体4分経っちゃいますので、パスタが茹で上がります。

● フライパンの火を消して、パスタの茹で汁を大さじ1杯入れたら菜箸かトングを使ってオイルをめちゃ混ぜます。これでソースを乳化させて麺に絡みやすくするわけですが、そうそううまくいかないので、とりあえず20秒くらい混ぜてください。で、そこに茹で上がったパスタを投入。茹で汁が混じってもOK。トングがあると本当に便利です。自分は鍋に傷つけづらい先っちょがシリコン製の安いのを愛用しています。

● ここでよーく混ぜ合わせて味見。ニンニク2かけ入れてるし、豚の油も出ているのですが、塩っけが足りないなと思ったらもうちょっとだけ塩を振ってあげてもいいと思います。で、あとは盛り付け。今日はパセリと黒コショーでフィニッシュしました。家にあるならバジルもいいと思います。

● 豚肉はちょいカリッと。豚の油とオリーブオイルは相性は悪くないんですよ。それにニンニクともよく合う。薄切り豚を使っているので「アーリオ・オーリオ・スカロッピーネ」とでも呼ぶべきか。イタリアに1ヶ月くらいいたけど、街のレストランで豚肉のパスタっていうのはなかったなあ。でも家庭だとこういうの作ってるんじゃないかなあ?と思うくらいには「ちゃんとイタリアン」で「ちゃんとおいしかった」です。家に豚肉とニンニクがあればできる!みんなも作ってみようぜ!

● くどいようだけど、ヨドンナ様の本、たくさん売れるといいな。