● 昨夜はハロウィン。皆様、お楽しみでしたか?渋谷の街はたいそうな大騒ぎだったようですが、よったーパーティーピーポーの暴力事件や、ゴミの酷さなど、ニュースメディアで伝え聞く内容だけからすると「関わり合いにならなくても良かった」イベントだったな、としみじみ思います。浅草のハロウィンパーティーはというと、とりわけハロウィン色もなく、「初恋のアニメキャラはナデシコのメグちゃんです」「ああ、そこかよ」というようなやり取りで盛り上がる、実に小粋なパーティーでした(’∀`)

● 一方、海外では、惨殺死体をハロウィンのディスプレイだと思い込み、誰も通報しなかった、なんていう物騒な事態も起きていたようです。まあ、そうなるよなあ。

● そう、うっかりしてたら、オタク大賞マンスリーでもお世話になっている、宮昌太朗さんの著作「幼年期が終わった後に」の発売が、後3日に迫ってました。イベントなどでの先行販売があったようですが、本格的な流通はこれから。Amazonだと、「在庫切れ」になってますが、実際には「入荷前」という状況とのことです。どういうわけか、発売日が(2011/11/4)と書かれているおかげで、すげえ古本みたいに思っちゃう人がいるんじゃないでしょうか。

● 後、昨日の講義では紹介し損ねた、バットマンのアニメネタ。日本語版で出ている一番新しいタイトルは「バットマン VS. ロビン」。これは、物語としては三代目ロビン、ブルースの息子、ダミアンが活躍する「梟の法廷」シリーズのアニメ化作品です。パッケージアートはクソダサい!って思いますが、中身はもっとスタイリッシュ。グレッグ・カプロ作画のイメージでアニメになってますので、「バタ臭いアメコミは」って敬遠しがちな人も、きっとオッケーです。で、一方、STUDIO4℃、プロダクションI.G、マッドハウスといった、スカした感じのアニメプロダクションが共作した短編アニメ集が「ゴッサムナイト」。バットマンの雰囲気を通して、海外に向けた日本アニメっていう捻れた感じを「ThunderCats(サンダーキャッツ)」的に楽しむもよし、いわゆる作画オタの方々なら、見逃すのが惜しい一本ですので、お忘れなく。