● 自分を甘やかさないように!との気持ちで今日は真面目に昼間は文字起こし作業と、求職活動を並行して進行。十分とは言い難いけど、まあ、少しはマシに一日を過ごしました。なので、夜は配信で映画を見たり、プラモの塗装をしたり。はりこの量産をこっそりフライングで進めていたり……だって、毎回間に合わなくなるんだもん。最悪の場合、無駄になるのは承知だけど、円谷さん版権、信じてる!!

● で、視聴した映画は想像以上に楽しませてくれたAmazonプライムの『ヘッドオブステイト』そして『Mr.ノーバディ』の監督イリヤ・ナイシュラーのデビュー作『ハードコア』の続き。ようやく視聴終了!!さすがにFPS視点映像を観続けるのが辛くて、結局3日に分けて視聴しました。よくも、撮影中に死亡者も出さずに(本当にそういう撮影だったことはよくわかる)やり遂げたなあ……。そのくらいやる気満々で作られた労作だけど、やっぱり実験作だと思うのはそこ。いくらすごい映像でも観続けられないものを作っちゃったんだから仕方ない。ただ、これを観たプロデューサーは、その野心と実行力に惹かれて、次回作をオファーする。その気持ちはわかるし、そういう意味でデビュー作として価値がある。クライマックスでクイーンのDon’t stop me nowとか、このロシアの監督はどんだけハリウッドに憧れてたんだろう!とも思いました。結果、『Mrノーバディ』をものにしたんだから、本当に良かったと思います。

● 発売日からちょっと遅れて届いた『学年誌ウルトラふろく大全』!1966年からがメインになるわけだけど、オレ、71年が小学校1年生なのでまさにリアルタイム世代なんですよ。だから薄らぼんやり覚えてるものもいくつかありました。怪獣100匹下敷きは、しばらく家にあった記憶。「かいじゅうげきめつゲーム」という語感も覚えてる!!

● ただ、正直に言えば、幼稚園前から朝日ソノラマの『怪獣解剖図鑑』『怪獣大図鑑』がバイブル。さらに、71年には小学館の『ウルトラ怪獣入門』と、ケイブンシャの『原色怪獣怪人大百科』も購入していたので、学年誌の付録は物足りなかったんですよ。幼稚園時代「怪獣解剖図鑑」すべての漢字をソラのフリーハンドで袋文字で描けたくらいの、凝り性だったから、情報密度はやはり専門誌には負ける……。もちろん、過去の資料は更新されないので、『帰ってきたウルトラマン』以降は学年誌に頼ることになるわけですが、2年生のときには『仮面ライダー』がスタート、購読誌は、学年誌からあっさり「テレビマガジン」にシフトしてしまうので付き合いは短かったんですよね。(それでも、妹や従兄弟が買っていたのは盗み読んでいたので、タロウくらいまでは記事には目を通していたんですけど)

● と、そんな理由もあって、知らない付録が盛り沢山。そんな付録もあったのか?!と、大いに楽しみました。組み立て式の怪獣とか、子供だましにもほどがある!と思っていたけど、うまく作れないレベルで技術も子供だったなあ。でも、当時の工作で使う「のり」ってヤマト糊ですからね。そりゃあ、うまくはつかないんですよ。今ならバキッと折れ線入れて、見本通りに作れるんだけどなあ……。

● この本は、過去に出た「学年誌ウルトラ伝説」とセットで楽しむのがベストなんですけど、もうあの本も8年前か……。今だと古本相場で高くなっちゃってるんで入手してない人にはおすすめできないのが残念。この手の本はあるときに買っておかないと……と、それで我が家には本が溢れかえっているわけです。

● それはそれとして、今週末発売の、ソフビのガボラ(いわゆる今のスタンダードサイズ)!かわいい!!欲しくなった!こういう楽しみがあるので、現行ウルトラマンに旧作怪獣を出してくれるのは良いことなんですよ。