● ついに『ゴジラVSコング』観てきちゃった!午前中歯医者の後で、差し当たっての仕事もないので新宿へ。
● 物販で何売ってるかなー?と思ったら、「ヘドラ50周年」アイテムとか売ってた。ほぼ作品に関係ないけど、ドサクサに紛れてとはこのことだ。
● なるほどー!!こういう映画かー!基本飽きずに楽しく過ごせるし、バトルづくめのラスト30分はニヤニヤしっぱなしだったけど、終始「え?どうやったらそうなるんだ?」「ん?そうなるか?」「それは無理あるだろ」と気になるくらいにはディティールがかなり乱暴。結構、スピード感重視で工程を省いてかっ飛ばしていくので(客がだれそうなんで、そこは省いたよ!みたいな感じが多数)理屈が色々と通らない。でも、怪獣の取っ組み合いが見れたから良しとするしかないかな。これが世界各国で興行成績1位とかって、コロナの影響で世界中の人のIQ下がってるだろ!!まあ、公開直後なのでしばらくは気になる人のために黙っておくけども「金のかかかったアイゼンボーグ」観たような気分になるよ!あと、オレの中で小栗旬の白目「あ『モータルコンバット』の浅野忠信のやってたやつ!」と思いました。やっぱりハリウッドに行ったら白目剥くとこから始めなくちゃダメか……。
● まあ、当然オレはゴリラよりはゴジラ派なので、盛り上がりついでにおもちゃも欲しくなるんだけど……今回は寂しいことにライセンスの切れちゃったっぽいNECAからは何のリリースもなし。NECAで揃えられなかった分は、モンスターアーツということになるのか……。いや、出来そのものに、不満はないんですよ。ただ、値段はNECAの倍だし、正直、そこまで動かなくてもいいんだよ、というレベルだからなあ、モンスターアーツは。NECAはオールドスタイルのキングコング出してるだけだ(モンスターバース版でも、ピータージャクソン版でもない)。
●モンスターバースもここまでのヒットシリーズに育ったんだから、レジェンダリー、もうちょっと続けてもいいよね。でも、あとは……エビラか、ヘドラか、ガイガンか……。
● 新シリーズ『ゲッターロボ アーク』のオープニングが公開になってた。キャラクターデザインや絵のタッチは石川賢を再現しようとしていて、そのこだわりはわかるんだけど、主題歌がどうにもピンとこない、転調を使った展開部とか「ゲッターにそんなのいらねえよ」と思っちゃう。これがオシャレ感覚になった石川賢なのか?よく理解できない!
● 最近になって村上龍の著作がちょこちょこ電子書籍化されてるの知ってました?どうも、電子書籍は、大手出版社じゃなくてエージェントを通して個人のブランドでやってるみたいなんですよ。だから、まだまだ著作としてはごく一部なんですけど……まあ、関心のない方は知らなくてもいい話ですよね。ただ、あそこまでヒットして、今じゃサブカル界隈においてさえ、テレビで経済界隈の社長と歓談している90年代の亡霊おじさんみたいな扱いをされているのを見ると忍びない。『愛と幻想のファシズム』とか『コインロッカーベイビーズ』みたいなエンタメとして面白い作品もある一方、時代の先取り感はやはりかなり鋭いものがあって、例えば最近電子書籍で購入し直した『希望の国のエクソダス』で書かれている経済と教育の話なんかは、この数年の日本の状況に酷似していて「しかも、面白い」んだからすげえなと思うんですよ。『5分後の世界』も早くKindleで出してもらえないかな?今、再読したい。